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Swingin' Shepherd Blues

  • 作曲: KOFFMAN MOE
#スタンダードジャズ
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Swingin' Shepherd Blues - 楽譜サンプル

Swingin' Shepherd Blues|楽曲の特徴と歴史

基本情報

Swingin' Shepherd Bluesは、作曲者KOFFMAN MOE(モー・コフマン)によるインストゥルメンタル。1957年に自身のクインテットで初録音され、フルート主導の軽快なスウィングと覚えやすいリフで広く知られる。原曲は器楽曲だが、のちに歌詞付き版も派生した。

音楽的特徴と演奏スタイル

ブルースを基調とするシンプルな進行に、跳ねるスウィングとキャッチーな主題が乗る。反復リフとコール&レスポンスが要所を締め、アドリブはブルース・フィーリングが肝要。フルートが映えるが、サックスやギター編成にも移植しやすい。

歴史的背景

1950年代後半、ジャズでフルートが主役となる例は多くなかった。本曲はカナダ出身のコフマンがフロントに据え、ラジオでも親しまれるヒットとなり、フルートの表現力を広く印象づけた。

有名な演奏・録音

決定打はMoe Koffman Quintetの1957年録音。以降、コンボからビッグバンドまで定番化し、教育現場や地域バンドのレパートリーにも定着。個別の著名録音の網羅は情報不明。

現代における評価と影響

セッションの呼び曲として手堅く、基礎的なスウィング感とブルース語法を体得する教材としても重宝される。短いヘッドと明快な構成は、ライブやBGM用途でも汎用性が高い。

まとめ

親しみやすい旋律と軽快なグルーヴで、世代や編成を問わず奏者と聴き手を惹きつける一曲。フルート名曲として、そしてジャズ・スタンダードとして今なお息長く演奏されている。