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Disco Inferno

  • 作曲: GREEN LEROY,KERSEY RON
#洋楽ポップス
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Disco Inferno - 楽譜サンプル

Disco Inferno|歌詞の意味と歴史

基本情報

1976年にフィラデルフィアのソウル・グループ、ザ・トランプスが発表した代表曲。作曲はLeroy GreenとRon Kersey。躍動的な四つ打ちとストリングス、ホーンが映える、歌ものディスコの金字塔として知られる。

歌詞のテーマと意味

タイトルが示す“燃え上がるディスコ”は、フロアの熱狂と解放感の比喩。コール&レスポンスや「Burn, baby, burn」の反復が高揚を生み、観客を巻き込む設計だ。社会的メッセージよりも身体性と共同体感覚を前面に出した祝祭的内容である。

歴史的背景

70年代半ば、フィリー・ソウルの洗練と四つ打ちの推進力が融合し誕生。長尺12インチ文化の隆盛とも相性が良く、DJがフロアのピークを作るための定番トラックとして支持を集めた。

有名な演奏・映画での使用

決定的な転機は映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)での起用とサントラ収録。これにより世界的知名度が拡大した。後年はティナ・ターナーのカバーでも知られ、テレビやCM、スポーツ会場でも頻繁に用いられる。

現代における評価と影響

今日でもDJセットや旧譜再評価の現場で欠かせないアンセム。ドライブするベース、手拍子、ファルセットの掛け合いは、ハウスやニューディスコのプロダクションにも継承され、リマスターやコンピ収録で新規リスナーにも届く。

まとめ

『Disco Inferno』は、シンプルな言葉と圧倒的グルーヴで“踊る歓び”を結晶化した名曲。GreenとKerseyの職人技、ザ・トランプスの歌唱と演奏が相まって、時代を超える普遍性を獲得した。入門にも最適だ。