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What's New Pussycat? (何かいいことないか子猫ちゃん)

  • 作曲: BACHARACH BURT F
#洋楽ポップス
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What's New Pussycat? (何かいいことないか子猫ちゃん) - 楽譜サンプル

What's New Pussycat? (何かいいことないか子猫ちゃん)|歌詞の意味と歴史

基本情報

作曲はバート・バカラック(BACHARACH BURT F)、作詞はハル・デヴィッド。1965年公開の映画『何かいいことないか子猫ちゃん』の主題歌として発表され、トム・ジョーンズの豪快な歌唱と華やかなオーケストラで広く知られる。

歌詞のテーマと意味

題名の“Pussycat”は恋人への呼びかけ。主人公が相手の魅力を誇張して讃え、茶目っ気たっぷりに口説く内容だ。軽妙な問いかけと反復がフックとなり、ユーモアとロマンティックが同居する。物語性より高揚感の演出に重きが置かれる。

歴史的背景

60年代半ば、バカラック&デヴィッドは洗練ポップで映画とポップ・チャートを席巻。本曲はウディ・アレン脚本の同名コメディと連動し、当時の洒脱な空気を音で体現。ブラス主体の編曲と跳ねるリズムが、英国的ウィットと華やかさを映し出す。

有名な演奏・映画での使用

決定版はトム・ジョーンズのシングル。以後ライブの定番として歌われ、映画やテレビ、CMでも引用され続ける。タイトルバックで鳴るファンファーレと力強いボーカルは、作品世界の入口を鮮やかに印象づける。

現代における評価と影響

誇張表現と力強い歌声、洗練ハーモニーの融合は今も評価が高い。コミカルさと格調を併せ持つ稀有なポップとして参照され、カヴァーやパロディの題材にも事欠かない。60年代ポップ・カルチャーの象徴曲の一つと位置づけられる。

まとめ

映画発の主題歌でありながら、単体のポップ・ソングとしても普遍性を獲得。耳に残るフックと豪奢なサウンドは世代を超えて機能する。歌詞全文は公式配信等で確認し、名唱とともに味わいたい。