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If I Never Knew You (ポカホンタス)

  • 作曲: MENKEN ALAN
#洋楽ポップス#ディズニー
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If I Never Knew You (ポカホンタス) - 楽譜サンプル

If I Never Knew You (ポカホンタス)|歌詞の意味と歴史

基本情報

If I Never Knew Youは、ディズニー長編アニメ映画「ポカホンタス」のためにアラン・メンケンが作曲、スティーヴン・シュワルツが作詞したデュエット・バラード。1995年の劇場公開版では本編から削除されたが、エンドロールではジョン・セカダ&シャニースによるポップ・バージョンが使用された。2005年の10周年記念版で主人公2人の歌唱シーンが新作画を加えて復元され、劇中歌として公式に定着した。

歌詞のテーマと意味

歌詞は、出会いが自分を変えたという実感と、異文化の隔たりを越えて相手を理解しようとする決意を描く。もし出会っていなければ得られなかった学びや勇気、赦しを見つめる内省的な内容で、デュエットの掛け合いが相互の成長と信頼を映す。二人が恐れよりも共感を選ぶ物語の核心に密接に結びつき、愛が価値観を更新していく過程を静かに提示する。

歴史的背景

本作はディズニー・ルネサンス期に制作された。制作過程の判断により劇中からカットされたものの、楽曲自体の評価は高く、サウンドトラックやエンドタイトルで存在感を保った。のちに10周年記念版で映像が追加され、物語の感情的中心を担う場面として再配置された。作曲はアラン・メンケン、作詞はスティーヴン・シュワルツ、初出年は1995年である。

有名な演奏・映画での使用

1995年公開版ではエンドロールでジョン・セカダ&シャニースが英語版をデュエット。2005年の復元版では、ポカホンタスの歌唱をジュディ・クーン、ジョン・スミスの歌唱をメル・ギブソンが担当した。多言語版や各国カバーの網羅的情報は情報不明だが、ディズニーの公式コンピレーションやコンサート企画で取り上げられる機会がある。

現代における評価と影響

復元以降、物語の和解と成長を象徴する曲として再評価が進み、ファン人気が高い。穏やかな序奏からオーケストラが厚みを増し、後半の高揚と転調で頂点に達する構成は、映画バラードの王道としてしばしば言及される。配信やチャートの詳細は情報不明だが、コンサートやカバーで継続的に親しまれている。

まとめ

If I Never Knew Youは、出会いがもたらす変化と相互理解を歌うデュエット・バラード。一度はカットされながらも、後年の復元で物語に欠かせない楽曲として位置づけ直された。メンケンとシュワルツの協業が生んだ普遍的な愛の歌として、今も幅広い層に聴かれ続けている。