あなたのポケットにスタンダードの楽譜集をソングブック12keyに移調できる楽譜アプリ「ソングブック」

アーティスト情報なし

I Will Follow Him

  • 作曲: MAURIAT PAUL JULIEN ANDRE,ROMA (DEL),POURCEL FRANCK MARIUS LOUIS
#洋楽ポップス#映画音楽
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
← 楽曲一覧に戻る

I Will Follow Him - 楽譜サンプル

I Will Follow Him|歌詞の意味と歴史

基本情報

「I Will Follow Him」は、フランスの器楽曲「Chariot」を原曲とするポップ曲。作曲はPaul Mauriat(Del Roma)とFranck Pourcel、英語詞はNorman Gimbel。1963年にLittle Peggy Marchが歌い米Billboard Hot 100で1位に。1992年の映画『天使にラブ・ソングを…』で再注目。

歌詞のテーマと意味

歌詞は「彼が行く所ならどこへでもついて行く」という一途な誓いが核。若い恋の高揚と揺るぎない献身を、反復的なフレーズと高らかなメロディで増幅させる。物語より感情の純度を前面に出し、簡潔な語彙が普遍的共感を呼ぶ。

歴史的背景

1962年、Mauriat/Pourcelの「Chariot」が欧州で人気に。仏語詞はJacques Plante、歌唱はPetula Clarkら。翌1963年、Norman Gimbelが英語詞を付け米国へ。「I Will Follow Him」を15歳のPeggy Marchが歌い全米1位を獲得、当時の最年少女性ソロ首位として知られる。

有名な演奏・映画での使用

代表的演奏はPeggy March。映画『天使にラブ・ソングを…』では、マーク・シェイマン音楽監督の下、ゴスペル合唱で再解釈されクライマックスを彩った。原曲「Chariot」ではペトゥラ・クラーク版も著名で、各国語で多くのカバーが生まれた。

現代における評価と影響

本曲は60年代ポップの明快な旋律美を体現し、世代を超えて歌い継がれる。合唱・ゴスペル・吹奏楽向けの編曲が普及し、学校や地域合唱団の定番に。広告やテレビでも引用され、冒頭動機だけで通じる高い認知を維持している。

まとめ

欧州発の器楽曲に英語詞が加わり、世界的ヒットへと飛躍した稀有な一曲。恋の献身を真っ直ぐに掲げ、映画での再評価も経て、現在も“歌えば誰もが分かる”ポップ・スタンダードとして生き続けている。