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Sail Along Siivery Moon (浪路はるかに)

  • 作曲: WENRICH PERCY
#洋楽ポップス#ムードミュージック
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Sail Along Siivery Moon (浪路はるかに) - 楽譜サンプル

Sail Along Siivery Moon (浪路はるかに)|歌詞の意味と歴史

基本情報

“Sail Along Siivery Moon(浪路はるかに)”は、作曲家Percy Wenrichによるポピュラーソング。原題の一般的表記は“Sail Along, Silv’ry Moon”。作詞者と初出年は情報不明。戦後の録音、とりわけインストゥルメンタルの流行を通じてスタンダード化し、日本でも広く親しまれている。

歌詞のテーマと意味

歌詞全文は扱わないが、タイトルが示す“月光に銀色に輝く海を進む”情景から、穏やかな航海を恋や人生の道行きに重ねる寓意が読み取れる。別れや郷愁を滲ませつつも、寄り添って進む安心感とやさしいロマンティシズムが基調。夜想的なメロディが言葉のニュアンスを支える。

歴史的背景

Wenrichはティン・パン・アレー期に活躍した作曲家で、本曲もアメリカン・ポピュラーの語法を受け継ぐ一篇として受容されてきた。出版や初演の詳細は情報不明だが、家庭用楽譜やダンスバンドのレパートリーを通じて広まり、戦後の再録音で息を吹き返した。

有名な演奏・映画での使用

最も広く知られるのは、1957年のビリー・ヴォーン楽団によるインストゥルメンタル版。軽やかなツイン・サックスとストリングスのサウンドが世界的に支持され、“やさしいムード音楽”の代表曲として定着した。ほかの著名歌手の決定的録音は情報不明。映画・テレビでの顕著な使用例も情報不明である。

現代における評価と影響

今日でもオールディーズやイージーリスニングの文脈で取り上げられ、吹奏楽、小編成ジャズ、ストリングス合奏など多様な編成で演奏される。歌ものとしても親しまれる一方、言葉を離れて旋律美が映えるため、BGMやラウンジ・ミュージックの定番でもある。

まとめ

“浪路はるかに”は、月光のロマンと素朴な旋律が結びついた普遍的名曲。初源の細部は情報不明ながら、ビリー・ヴォーン版以降、世代や国境を超えて愛され続けている。