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Jive Talkin'

  • 作曲: GIBB BARRY ALAN,GIBB MAURICE ERNEST,GIBB ROBIN HUGH
#洋楽ポップス
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Jive Talkin' - 楽譜サンプル

Jive Talkin'|歌詞の意味と歴史

基本情報

1975年にBee Geesが発表したシングル。アルバム『Main Course』からの先行曲で、ソングライターはBarry、Robin、MauriceのGibb兄弟。プロデュースはアリフ・マーディン。全米Billboard Hot 100で1位、英国ではトップ5入りを果たし、グループの転機となった。レーベルはRSO。

歌詞のテーマと意味

タイトルの“jive talkin'”は米俗語で「はったりや嘘を並べること」。楽曲は恋愛関係における不誠実さと欺きへの不信を描き、甘い言葉に惑わされるなというメッセージを含む。直接的な告発ではなく、ダンス・トラックの軽快さの中にシニカルな視線を忍ばせている。

歴史的背景

活動拠点をロンドンからマイアミへ移し、Criteria Studiosで録音。車でスタジオへ向かう途中、橋の継ぎ目が刻む一定のリズムから着想を得たというエピソードが知られる。ファンク/R&B色を強める決断と、アリフ・マーディンの編曲・音作りが、のちのディスコ期の幕開けを導いた。

有名な演奏・映画での使用

Bee Geesのライブ定番曲として長く演奏され、1977年の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』公式サウンドトラックにも収録。テレビや広告での使用例は国や地域で差があり、網羅的なリストは情報不明だが、ディスコ文脈のプレイリストで現在も頻繁に選曲される。

現代における評価と影響

彼らのサウンド刷新を象徴する楽曲としてしばしば評価され、タイトな16ビートのギターカッティングと跳ねるベースはディスコ/ポップの定型を作った。以降の「You Should Be Dancing」などへの橋渡しとなり、R&B系アーティストやDJにとっても参照点であり続けている。

まとめ

ダンス・フロアの高揚感と、人間関係の欺瞞というテーマを両立させた一曲。1975年の大ヒットはBee Geesの第二章を告げ、後年のポップ史に持続的な影響を残した。詳細未確認の点は情報不明としつつ、基礎知識の整理に有用な代表作である。