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You're Still the One

  • 作曲: LANGE EILLEEN REGINA,TWAIN SHANIA,LANGE ROBERT JOHN,MUTT
#洋楽ポップス#スタンダードジャズ
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You're Still the One - 楽譜サンプル

You're Still the One|歌詞の意味と歴史

基本情報

Shania Twainの代表曲「You're Still the One」は、作曲・作詞をシャナイア本人(Eilleen Regina “Shania” Twain)とプロデューサーのロバート・ジョン“マット”・ラングが手がけ、アルバム『Come On Over』(1997)からのシングルとして1998年に発表。国境を越えて支持を集めたカントリーポップのバラードで、穏やかなアコースティックと滑らかなポップ・プロダクションが特徴。

歌詞のテーマと意味

歌詞は、周囲の懐疑や噂にさらされながらも関係を貫いた二人が、長い時間を経ても「あなたこそ運命の人」と確信する内容。繰り返し現れるフレーズが誓いのような印象を与え、結婚式や記念日の定番曲として愛されてきた。比喩や装飾は控えめで、普遍的な言葉選びとメロディの高揚が感情をストレートに伝える点が魅力だ。

歴史的背景

当時のTwainはカントリー界に根差しつつ、ポップ市場への本格的クロスオーバーを推進。プロデューサーで共同作者のLangeによる洗練されたアレンジが、ラジオ・フレンドリーな響きを生んだ。本作は世界的ヒットとなり、グラミー賞でも複数部門で受賞・ノミネートされるなど高い評価を獲得。アーティスト像を国際的なポップ・アイコンへと押し上げる転機となった。

有名な演奏・映画での使用

ライブではツアーや授賞式で頻繁に披露され、観客の大合唱を誘う定番曲として定着。多数のアーティストがカバーを残している。映画での顕著な使用例については情報不明だが、テレビ番組や結婚式のシーンで用いられることがある。

現代における評価と影響

ストリーミング時代でも再生回数が伸び続け、世代を超えて聴かれる90年代バラードの代表格となった。カントリーの叙情とポップの普遍性を橋渡しした楽曲構造は、その後の女性カントリー/ポップの制作手法に影響を与え、親密で温かな音色と控えめなリズム配置は、現在のシンガーソングライター系バラードにも通じるリファレンスとして参照されている。

まとめ

「You're Still the One」は、端正なメロディと普遍的な言葉で“続く愛”を描いた名曲。私的でありながら大衆的な共感を得るバランスが秀逸で、発表から年月を重ねても色褪せない魅力を保ち続けている。