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Endless Love

  • 作曲: RICHIE LIONEL B (JR)
#洋楽ポップス#映画音楽
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Endless Love - 楽譜サンプル

Endless Love|歌詞の意味と歴史

基本情報

Endless Loveは、作曲家RICHIE LIONEL B (JR)ことライオネル・リッチーが1981年公開の同名映画のために書いたバラード。ダイアナ・ロスとのデュエット版が世界的にヒットし、米Billboardでも首位を獲得。アカデミー賞歌曲賞にもノミネート。映画の物語と強く結び付き、ラブソングのスタンダードとして長く親しまれている。

歌詞のテーマと意味

歌詞は「尽きることのない愛」を誓う二人の視点で進み、互いを唯一無二と認め合う言葉が反復される。静かな確信で永遠性を示し、過度なドラマよりも誠実さを前面に出すのが特徴。デュエットの掛け合いが対等性を強調し、約束や献身のニュアンスを鮮明にする。結婚式や記念日の定番として支持される理由がここにある。

歴史的背景

映画側の依頼で制作され、リッチーがグループ中心からソロへ移行する転機となった。純愛を描く物語と密接に結びつくことで、スクリーンの情感を増幅する「主題歌の理想形」として受容。シンプルで覚えやすい旋律と穏やかなバラード感は、80年代初頭のポップ・バラード像を象徴する存在へと押し上げた。

有名な演奏・映画での使用

代表はダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー版で、映画『Endless Love』の主題歌として広く知られる。ルーサー・ヴァンドロス&マライア・キャリーの1994年カバーも成功し、新世代へ曲を浸透させた。2012年にはリッチーがシャナイア・トウェインと再録し、カントリー寄りの解釈でも楽曲の普遍性を示している。

現代における評価と影響

ストリングスとピアノを軸にした端正なアレンジ、穏やかなテンポ、広がるメロディがデュエットの定番性を確立。ストリーミング時代でも「誓いの歌」として聴かれ続け、式典やカラオケのペア曲として定着。ジャンルや世代の垣根を越えてカバーが生まれ続け、普遍的なラブソングとして評価が揺るがない。

まとめ

映画発のバラードでありながら、普遍的ラブソングへと昇華したEndless Love。明快なメロディと対話的な歌唱、誠実な言葉運びが時代を越えて機能する。作曲者RICHIE LIONEL B (JR)の筆致が示す普遍性は、現在も多くの場面で選ばれ続ける理由と言える。