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いきものがかり

ありがとう

  • 作曲: 水野 良樹
#邦楽ポップス
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ありがとう - 楽譜サンプル

ありがとう|歌詞の意味と歴史

基本情報

「ありがとう」は、いきものがかりの楽曲で、作詞作曲は水野良樹。2010年に発表され、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として広く知られる。温かなバラードとして、グループの代表曲の一つに数えられる。レーベルや収録アルバムの詳細は情報不明。

歌詞のテーマと意味

歌詞は、特別な出来事ではなく、日々のささやかな営みの中に宿る「感謝」を丁寧にすくい上げる構成。近しい相手への思いを「あなた」という呼びかけで普遍化し、家族・友人・恋人など聴き手それぞれの大切な存在へ置き換えられる余白がある。過度な比喩を避けた平明なことば運びと、上行するメロディの高揚が結びつき、感謝の気持ちが静かに、しかし力強く積み上がっていくのが特徴。繰り返し現れるフレーズが記憶に残り、合唱やカバーで歌われやすい点も魅力だ。

歴史的背景

本作は2010年放送の『ゲゲゲの女房』主題歌に起用され、朝の放送枠を通じて幅広い世代に浸透した。番組の人情味ある物語と、楽曲がたたえる温度感が調和し、作品の印象を支える役割を果たしたと評価されることが多い。これにより、いきものがかりの国民的知名度をさらに押し上げた。

有名な演奏・映画での使用

テレビ主題歌としてのオンエアに加え、各種音楽番組や同グループのコンサートでたびたび披露されている。多くのアーティストによるカバーや、合唱・器楽への編曲も存在し、式典やイベントの場で取り上げられる例も少なくない。映画での使用については情報不明。

現代における評価と影響

配信・サブスクリプション時代に入っても再生され続ける定番曲で、節目の気持ちを伝える“メッセージ・ソング”として定着した。シンプルなコード進行と歌いやすい音域設計が、世代を超えた受容を後押ししている。教育現場や地域の合唱団でレパートリーに加えられるケースが見られ、コミュニティに根づいた歌としての存在感も強い。

まとめ

身近な人への感謝を真っ直ぐに描いた「ありがとう」は、時代や場面を問わず共感を呼ぶバラードだ。テレビ主題歌としての認知を越え、生活に寄り添う名曲として聴き継がれている。