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久保田 利伸 WITH NAOMI CAMPBELL

LA・LA・LA LOVE SONG

  • 作曲: 久保田 利伸
#邦楽ポップス
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LA・LA・LA LOVE SONG - 楽譜サンプル

LA・LA・LA LOVE SONG|歌詞の意味と歴史

基本情報

『LA・LA・LA LOVE SONG』は、久保田利伸が作曲したポップ・ナンバー。1996年に「久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL」名義で発表され、フジテレビ系ドラマ『ロングバケーション』の主題歌として広く知られる。滑らかなR&Bフィールと親しみやすいポップ性を兼ね備え、90年代の代表曲の一つと位置づけられる。作詞者は情報不明。

歌詞のテーマと意味

歌詞は、恋の始まりに漂う高揚感と都市の空気感を、軽やかなスキャット風フレーズとリズムのうねりで描き出す。「ラ・ラ・ラ」というハミングは、言葉にしきれない胸のときめきを象徴し、日常がふと色づく瞬間を印象づける。過度なドラマ性よりも、等身大の感情とグルーヴを前面に押し出し、聴き手の体感に訴える構成が魅力だ。

歴史的背景

発表当時、日本のポップ・シーンではR&Bやヒップホップの要素が急速に浸透していた。久保田は早くからブラック・ミュージック志向を打ち出しており、本作もその文脈に位置する。国際的なファッション・アイコンであるNAOMI CAMPBELLが参加したことで、サウンドとビジュアルの両面でグローバル感覚を提示。月9ドラマとのタイアップが社会現象的な拡がりに寄与した。

有名な演奏・映画での使用

本曲の代表的な使用例は、木村拓哉と山口智子が主演したドラマ『ロングバケーション』の主題歌であること。作中の物語世界とシティ感のあるサウンドが調和し、作品の印象を決定づけた。映画での使用や具体的な有名カバーの詳細は情報不明。

現代における評価と影響

配信時代においてもプレイリストやラジオで継続的に取り上げられ、90年代J-POPを象徴する楽曲として語られる機会が多い。軽快なビートと口ずさみやすいフレーズは、世代を超えた認知を保ち、R&Bテイストのポップス制作における一つの参照点となっている。音楽番組の特集でもたびたび取り上げられるが、個別データは情報不明。

まとめ

R&Bの洗練とポップの普遍性を融合した『LA・LA・LA LOVE SONG』は、ドラマ主題歌という強力な接点を得て時代の空気と共鳴した。言葉とリズムの心地よい反復が、恋の始まりのときめきを今なお鮮やかに想起させる。