あなたのポケットにスタンダードの楽譜集をソングブック12keyに移調できる楽譜アプリ「ソングブック」

中村雅俊

俺たちの旅

  • 作曲: 小椋 佳
#歌謡曲
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
← 楽曲一覧に戻る

俺たちの旅 - 楽譜サンプル

俺たちの旅|歌詞の意味と歴史

基本情報

「俺たちの旅」は、小椋佳が作曲し中村雅俊が歌った楽曲。1975年、日本テレビ系ドラマ『俺たちの旅』の主題歌として発表。作詞も小椋佳。やわらかなメロディと言葉が、青春ドラマの情景を支える代表的テーマとして親しまれている。

歌詞のテーマと意味

歌詞全文は扱わないが、本作は“旅”を手がかりに、仲間との絆や日々の選択を前向きに歩む姿勢を描く作品として受け止められてきた。過度な劇性に頼らず等身大の感情を肯定し、挫折や迷いを含みつつも次へ進む決意をやさしく促す点が支持される。

歴史的背景

1970年代半ばの日本では青春群像劇が支持され、主題歌とドラマが一体で記憶される潮流があった。小椋佳は当時から叙情的な作風で提供曲を多数手がけ、本曲もその文脈に位置づけられる。高度成長から安定成長へ移る社会気分を背景に、若者の自立や連帯を補強した。

有名な演奏・映画での使用

最も広く知られるのは、日本テレビ系ドラマ『俺たちの旅』(1975年)主題歌としての使用である。中村雅俊の温かなボーカルと小椋佳の旋律が作品テーマと呼応し、放送を通じて幅広く浸透した。映画での使用は確認情報が限られる。

現代における評価と影響

本曲は1970年代のテレビ主題歌を語る際にしばしば参照され、ドラマ回顧企画などで名曲として挙がることがある。公的な受賞歴や詳細なチャート資料は情報不明だが、放送と音楽の連動の成功例として引き合いに出され、後年の主題歌制作の参照点となった。

まとめ

『俺たちの旅』は、小椋佳の叙情性とドラマの物語性が響き合い、記憶に残る主題歌となった。“旅”になぞらえる視点は今も色褪せず、1975年の初出以来、世代を超えて愛される一曲である。